2021.04.08
英会話教室は通う意味がないといわれる理由とは?それは○○ができていないから!
「英会話教室に通っても、英語力が伸びない…」
「通う意味がないって聞くんだけど、どうして?」
「英会話教室に通うか迷う。意味あるのかな?」
と悩んでいませんか。
結論からお伝えすると、英会話教室に通う意味があるかはあなた次第です。
厳しい言い方をするようですが、英会話教室に通うだけで英語ができるようになると思っている方は英語力の向上は見込めないでしょう。
理由は、圧倒的に学習時間が足りないからです。
では、どうしたら通う意味がある英会話教室になるか気になりますよね。
そこで、この記事では
- 英会話スクールの効果は取り組み方次第
- 英会話教室に通う意味がないと言われる理由
- 「意味のあるもの」にするためのポイント
- 「意味がない」と言われないための英会話スクールの選び方
- おすすめのマンツーマンスクール
- 英会話教室を「意味のあるもの」にするための準備
などを、詳しく紹介します。
意味がないかもしれないと思いながら、英会話教室に通うのは嫌ですよね。実際に通い始めて、結果が出なかったら「やっぱり英会話教室は意味がなかった」と考え込んでしまうこともあるでしょう。
納得して英会話教室に通うためにも、現在どの教室を選ぶか迷っている方は必見です。
より効率的に英語力を上げるためのコツも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
【結論】英会話スクールの効果は取り組み方次第
結論からお伝えしますが、 英会話スクールを意味のあるものにできるかどうかは、あなたの取り組み方次第で大きく異なります。
ただ通っているだけでは、効果はないと言えます。
理由は、英会話スクールだけでは学習時間が圧倒的に足りないからです。
英会話教室に通えるのは、一般的に週1回の1時間程度です。スクール以外何もしないのであれば、1ヶ月に4時間しか英語を勉強する時間がありません。
中学生や、高校生のときを思い出してみてください。最低でも週に4時間は英語の時間がありました。学生時代の週4時間(1ヶ月に16時間程度)の学習であっても、その当時に英語を身に付けられた方は少ないのではないでしょうか。
英会話スクールより多く英語を勉強する時間があったにもかかわらず、英語力を伸ばすのに苦労したのに週1回で十分なはずがありませんよね。
英会話教室に通って意味がないと言う人の特徴は、
- 英会話教室だけで十分だと思っている
- インプットの量が少ない
- 授業中に発言を全然しない
- 予習復習をしない
- 先生の質が良くない英会話教室に通っている
などが、あげられます。1つでも当てはまっている人は要注意!
ということで、英会話教室は意味がないと言われる理由や、学習効果を最大限にするコツを詳しく解説していきます。
今日からでも変えていけるので、ぜひ実践してみてください。
英会話教室に通う意味がないと言われる理由
まずはは、英会話教室に通う意味がないと言われる具体的な理由を、6つ紹介します。
- ただレッスン中の会話を楽しんでいるだけ
- そもそもインプットができていない
- レッスン以外での自主学習ができていない
- レッスン中、受け身になってしまっている
- 英会話スクールに通う目的が明確ではない
- 自分に合った英会話スクールを選べていない
意外と、当てはまっているものが多いのではないでしょうか。
「自分のことだ」と落ち込む必要はありません。気づいたことによって、変えることができるからです。
あなたの学習姿勢が変わると、英語力の伸び方にも変化が起こります。
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
理由①:ただレッスン中の会話を楽しんでいるだけ
レッスンを楽しむのは、英語の学習モチベーションを上げるためにも大切なことです。
しかし、 ただレッスン中の会話を楽しんでいるだけなのは問題です。
理由は、3つ。
- 予習・復習をしないで授業を楽しんでも、知識は定着しない
- 目標なく授業を受けるようになる
- 講師は推測することに慣れているので、あなたの英語力が上がったわけではない
が挙げられます。
レッスン中、ネイティブの講師と会話をすると通じることが多く英語力が上がった気になりますよね。
しかし、講師は教えることのプロです。また、授業中は会話内容がある程度決まっているので、多少推測することも可能。そのため、あなたが何を言いたいのか察してくれることが多いです。
また、手振りや絵を描くことによって通じることも。
ただレッスン中の会話を楽しみ、予習・復習を行っていないのであれば英語力を伸ばすことは困難です。
理由②:そもそもインプットができていない
インプットができていないのであれば、英会話教室に通っても意味がありません。
レッスン中だけでなく、予習の段階で
- 単語を把握しておく
- わからないところを見つけておく
- 大体の内容を確認する
などをしていますか。
授業を受ける準備ができていないのに、参加してもただその場を楽しむだけになったり、聞き流したりしがちです。
インプットができていなければ、アウトプットはできるようになりません。
予習をしているのに、授業内容が入ってこないのであれば授業の難易度が高すぎる可能性があります。
その際は、スタッフに相談すると良いでしょう。
インプットができるようになった上で、はじめてアウトプットも可能になります。
理由③:レッスン以外での自主学習ができていない
英会話教室は意味がないと言われてしまうのは、レッスン以外での自主学習ができていないからです。
自主学習ができていないことによって、トータルの学習時間が足りていない可能性があります。
繰り返しになりますが、週1回1時間以下の授業量で、すぐに英語がペラペラになることはありません。
自主学習をしないと、知識が定着しないので、英語力の伸びは停滞してしまします。
英会話教室に通っているのに、全然結果が出ないと落ち込んでいる方はまず授業以外の学習時間をしっかりと確保できているか確認してください。
ご自分の普段の学習時間を把握すると、なぜ英語力が伸びないのか気づけることもあります。
理由④:レッスン中受け身になってしまっている
レッスン中に受け身になっていませんか。
万が一、受け身になっているのであれば英会話教室の効果を十分に発揮できません。
なぜなら英会話教室で効率よく英語を習得するコツは、積極的にレッスンを受けることだからです。
授業中も、積極的に話すようにしましょう。 予習復習でのインプットと授業でのアウトプットを繰り返すことで、あなたの知識はどんどん増えていきます。
加えて、授業はあくまで英語力を伸ばすツールの1つなので、あなた自身が予習・復習を含めて積極的に学習する必要があります。
授業中に受け身になっていると、能動的に授業を受けている人より効果を感じにくくなるため改善する必要があるでしょう。
理由⑤:英会話スクールに通う目的が明確ではない
英語を学ぶ目的がない状態はNGです!
目的がないと、達成したいレベルが見えないのでなかなか英語力が伸びないからです。
学ぶ理由は人それぞれです。
たとえば、
- 英語で道案内をできるようにしておきたい
- 海外旅行するときに英語を話したい
- 日本にいる外国人と英語で話したい
- 留学をしたい
- ワーキングホリデーに挑戦したい
- 英検を取得したい
- ビジネス英会話を習得したい
など、様々な理由が考えらます。
目的が無くただ通うだけになってしまうと、成長を感じるのも難しいです。
自分の目的がはっきりしていたら、その目標に向かってどのくらい成長したか把握できます。
「なぜ英会話教室に通いたいのか」を紙に書いてみましょう。
明確な目的を立てるようにしてください。たとえば、「英語がペラペラに喋るようになりたい」だと具体的ではありませんよね。
「来年の12月までに、英検1級に合格したい。」「英字新聞もサクッと読めるようになりたい」など、いつまでにどのくらいのレベルになりたいのか、明確化させましょう。
そして、その目的を達成するためには、どのように行動したら良いか学習計画表を作るのがおすすめです。
そうすれば、英語を学ぶ目的の明確化と併せてロードマップも作ることができます。
現在、英語学習に関して具体的な目的がないのであれば、英会話教室に通う意味を今後見いだせなくなる可能性が高いです。今からでも、なぜ英語を勉強したいのかを明確化しましょう。
理由⑥:自分にあった英会話スクールを選べていない
自分に合った英会話スクールを選べていない可能性も、考えられます。
英会話を学ぶ理由は、人によって異なります。
たとえば、
- 外国人と会話できるようになりたい
- 旅行に行ったときに買い物できるようになりたい
- ビジネスレベルで話せるようになりたい
- 海外で将来的に働きたい
など。
自分の目的にあった英会話スクールを選べていないと、望んだレッスンを提供してもらうことは不可能です。
- TOEIC対策
- 日常英会話
- ビジネス英会話
- IELTSスピーキング
- 留学準備
など、さまざまなコースを用意している教室があります。
今一度、英語を勉強したい目的を考えてみてください。
そして、通っているクラスが目的と合わないようであれば、変えるようにしましょう。
自分に合った英会話教室を選べていないのであれば、意味がなくなってしまいます。
また現在受けているクラスが、難し過ぎたり簡単すぎたりするのであれば問題です。授業のレベルがあなたに合っていないのは、 英語を学習する上で良いこととは言えません。
なぜなら、難しすぎる場合は、分からないことが多いのでインプットが追いつかないからです。
一方で簡単過ぎても、すでに知っていることばかりなので授業から学べることが少ないです。
授業を退屈だと感じてしまうと、英語学習のモチベーションが下がってしまいますよね。
特に英語初心者で、基礎もあまり身に付いていない人が、いきなりネイティブの先生では難しすぎるかもしれません。文法など、基礎中の基礎は日本語講師から学んだ方が、効率良く学べることもあります。
自分に合った学習方法が分からない方は、様々な英会話教室の体験授業にいくのがおすすめです。そのときに、 サポート体制もしっかりしているか確認してくださいね。
自分に合った英会話教室で英語を勉強するだけでも、学習方法が分かり英語力を伸ばすスピードを加速できます。
英会話教室を「意味のあるもの」にするためのポイント
こちらでは、英会話教室を「意味のあるもの」にするためのポイントを、6つ紹介します。
せっかく英会話教室に通うことを決心したのであれば、絶対に効果を得たいですよね。
- レッスン中は無意識に会話するのではなくボキャブラリーを盗む気で
- インプットはスクールに通い始める前に終わらせる
- レッスン以外での学習時間を確保する
- レッスン中は積極的に質問、発言する
- 英会話スクールに通う目的を明確にする
- 自分に合った英会話スクールを吟味する
それぞれ、順番に紹介します。
ポイント①:レッスン中は無意識に会話するのではなくボキャブラリーを盗む気で
レッスン中は、無意識に会話をするのではなくボキャブラリーを盗む気でいましょう。
ただ、先生が言っていることをサラッと流すのと、意識してどのようの場面でどのような表現を使うのかを学ぼうとするのでは、英語力の伸びに大きく差が出ます。
たとえば、日本人は「Really?」を英会話の中によく入れると言われています。
ネイティブはRallyの代わりに、どのような単語を使っているか意識してみると面白いです。
様々な表現があるので、もうすでに知っている単語とは異なる表現をたくさん知ることができます。
ぜひ、真似するようにしてください。
ポイント②:インプットはスクールに通い始める前に終わらせる
よく勘違いしている方が多いのですが、英会話教室はインプットをする場所ではなく、 アウトプットをする場です。
レッスン中はたくさん会話をするチャンスがあるので、学んだことをどんどんアウトプットしていきましょう。
そのためにはスクールに通い始める前にインプットをすることが重要です。
英会話教室に通って、全然英語力が上がらなかった人とビジネス英語まで身につけた人や目的を達成した人の違いは、 自ら勉強しているかどうかです。
前者は、英会話教室に通えば英語学習の全てを補えると考え、他に勉強をしていないことがほとんどです。
後者の場合は、普段から予習復習に加えて自己学習を行っています。そのため、インプットをした状態でレッスンに臨むことができます。
インプットがしっかりとできていれば、自身が理解していない点、レッスンで必要な単語を把握している状態で受けられるので、あとは知識が定着しているかをアウトプットするだけです。
しかし、ただインプットしているだけでも、英語力を飛躍的に伸ばすことはできません。アウトプットで英会話を実際に行うことで、より英語力を伸ばすことができます。
スクールに通い始める前に、インプットの仕方を確立しておきましょう。
ポイント③:レッスン以外での学習時間を確保する
英会話教室は効果がないと言われているのは、学習時間が足りていない可能性があります。
繰り返しになりますが、週1回1時間以下の授業量で、すぐに英語がペラペラになることはありません。
語学を習得するのに必要な時間は、文教大学准教授の福田スティーブさんと徳島大学准教授である坂田浩さんの共著「大学英語教育におけるmskBasedInstruction(TBI)の可能性と限界一学習方略形成と自己調整学習を目指した授業に関する一考察一」によると 3,000〜5,000時間 と言われています。
週1時間の英会話レッスンだけで、3,000時間勉強するには約62年かかってしまいます。
また、予習復習をしないのであれば、知識が定着しないのでこれ以上の時間がかかるでしょう。
英会話教室に通っているのに、全然結果が出ないと落ち込んでいる方はまず学習時間をしっかりと確保できているか確認してください。
レッスン以外でも英語の学習時間を確保できるようになると、英語力は伸びます。
ポイント④:レッスン中は積極的に質問、発言する
レッスンは毎回、積極的に質問、発言することが大切です。
積極的に質問をすることで、発言するための英文を考えるので、スピーキング力のアップが期待できます。
複数人でのグループレッスンの場合は他の人の前で英語を話す練習に。
私たち日本人は羞恥心から、人前で英語を話すことをためらってしまう人が多くいます。
しかし、初めは全員が同じ気持ちです。
繰り返し発言していくことで羞恥心は徐々になくなっていきます。
「このときはこのように言えばいいのか」などとわかってくると、英語を話す楽しさを感じることができます。
レッスン中は、積極的に質問または発言することを意識してみましょう。
ポイント⑤:英会話スクールに通う目的を明確にする
まず、入会する前にスクールに通う目的を明確にしましょう。
「なんとなく英語力を身に付けたいから」というのも立派な理由の一つですが、仕事の合間の貴重な時間、そして決して安くない受講料を払うので、具体的な目的を持ちましょう。
ゴールがはっきりしていた方が、モチベーションも最後まで保ち続けることが出来き、学習に対する姿勢も大きく変わってきます。
社会人にとって貴重な時間とお金を割いてスクールに通うのなら、それにふさわしい結果を得るためにも
- どのレベルに達したいのか
- 何のために英会話を学習するのか
などの具体的な目標設定をしてから入会しましょう。
目的は頭の中で、思い描くだけでなく紙に書くようにしてください。そして、英会話スクールに通うモチベーションが下がったときに、見返してみましょう。
目的を見直すことでモチベーションがまた上がります。英語学習を継続するためにも、目的はなるべく具体的に書いてくださいね。
ポイント⑥:自分にあった英会話スクールを吟味する
英会話教室に通うにあたって、1番重要なことが「あなたに合った英会話教室を選ぶ」ことです。
理由は、英会話教室が合わないと英語学習のモチベーションを保てなくなるからです。最悪の場合は、英語自体が嫌いになってしまうことも。
通っている英会話教室が合わないだけなのに、英語力が全く伸びず自分に英語は向いていないのだと勉強するのを辞めてしまった方も少なくありません。
合わない理由として考えられるのが、
- レベルが高すぎる
- グループレッスンが向いていない
- 講師との相性が合わない
- レッスンの時間帯が合わない
- カリキュラムが好みではない
など、挙げられます。
たとえば、仕事で疲れ果てて、授業を受けていませんか。疲れているとどうしても、頭にレッスンの内容が入ってきませんよね。そういう場合は、土日にレッスン日を変えてみるのも1つの手段です。
また、初心者や人前で話すのが苦手な人にグループレッスンはあまりお勧めしません。理由は、あなたのレベルに完全に合わせた授業がどうしても行えないからです。
授業が難しすぎたり、簡単すぎたりすると学習意欲を保つのも困難になります。 また人前で話すのが苦手であれば、なかなか授業中に発言できないので、あなたの理解が合っているかどうかも確認できません。
どのような英会話教室が合っているかは、あなたにしか判断ができません。
残念ですが、 全ての人に合っている英会話教室は存在しません。
あなたに合った環境を選ぶために、入会前に体験レッスンを受けてカウンセリングを受けるのが重要です。質問するのは少し恥ずかしいかもしれませんが、入会前にどんどん疑問や不安点を解決しておきましょう。
相性の合う英会話教室に入ったら、英語を勉強するのが楽しくなるのはもちろん、英語力の伸びも実感できます。
まずは、気になった英会話教室全ての体験レッスンとカウンセリングを受けてみましょう。
「意味がない」と言われないための英会話スクールの選び方
「やっぱり英会話教室は意味がなかった」と言われないためにも、英会話スクール選びは重要です。
そこで、こちらでは英会話スクールを選ぶときのチェックポイントを7つ紹介します。
- レッスン形式
- カリキュラム
- 講師
- 料金形態
- サポート体制
- 予約の取りやすさ
- アクセスのしやすさ
順番に説明します。
選び方①:レッスン形式
英会話教室選びのポイントの1つが、レッスンの形式です。
レッスン形式は、大きく分けて2つ。
- マンツーマンレッスン
- グループレッスン
冒頭でもお伝えした通り、特に初心者におすすめなのはマンツーマンレッスンです。
2つの特徴を、ざっくりと説明しますね。
まずは、マンツーマンレッスンについて見ていきます。
<マンツーマンレッスンの特徴>
- 講師1人に対して生徒は1人
- 生徒に合わせたカリキュラムを作成
- 講師と仲良くなりやすい
<マンツーマンレッスンのメリット>
- 柔軟なカリキュラム
- 質問をしやすい
- マンツーマンなので強制的に話す環境を作れる
<マンツーマンレッスンのデメリット>
- グループレッスンより料金が高い
- 他の生徒と仲良くなりにくい
次に、グループレッスンについて簡単に説明します。
<グループレッスンの特徴>
- 講師1人に対して生徒が複数
- 常に同じクオリティで授業をする
- 事前にカリキュラムが作成されている
<グループレッスンのメリット>
- 料金がリーズナブル
- 仲間を作りやすい
- さまざまな人のアクセントや言い回しを聞ける
<グループレッスンのデメリット>
- 自分の学びたいことを学べない場合がある
- 発言できる回数が少ない
- 間違いに気づいてもらえないことがある
マンツーマンもグループレッスンも、それぞれメリット・デメリットがあります。 あなたに合っているものを選ぶようにしてくださいね。
人前で英語を話すのが恥ずかしい、と感じる人はマンツーマンにして、まずは英語を使うことに慣れましょう。
レッスン形式を選んで、あなたにあっていなかった場合、学習スピードが落ちてしまうので吟味してくださいね。
選び方②:カリキュラム
カリキュラムも、英会話教室を選ぶ大切なポイントです。
自分が求めているレベルの授業が受けられなかったり、逆に難しすぎたりすると効率的に英語力を伸ばすことができないからです。
マンツーマンレッスンの場合は、あなたに合わせたカリキュラムを作成できるので心配する必要はありません。
注意したいのがグループレッスンの場合です。 他にも複数生徒がいるので、あなたのためだけにカリキュラムを作成することは難しいです。
そのため、簡単すぎたり難しすぎたりすることも、多くあります。
入会前に、普段の授業で使っている教科書を見せてもらうのがおすすめ。 レベルだけでなく、自分の目的に合った授業を受けられるかも判断できます。
選び方③:講師
講師を確認するのも、「意味のある」英会話教室に通うためには重要なポイントです。
講師は英語ネイティブとは限らず、日本人の場合もあるからです。「ネイティブが良い」という人が多いですが、日本人講師の方が合っている場合もあります。
- ネイティブ講師
- 非ネイティブ講師
- 日本人講師
メリットとデメリットを、ざっくりと解説しますね。
<ネイティブ講師>
ネイティブ講師のメリットは、生きた英語や発音を学ぶことができる点です。教科書や単語帳からは学べない、日常会話で使える英語を学ぶチャンスもあります。
しかし、デメリットもあります。 特に英語初心者の場合、上手くコミュニケーションを取れないことも多いです。 理由は、日本語が通じないことがあるからです。なんとか英語で伝えようとしますが、何度説明しても理解してもらえないと諦めてしまう人も。
日本語が伝わらないので、強制的に英語を話すという面ではメリットにもなりますね。
<非ネイティブ講師>
非ネイティブ講師とは、英語圏以外の国の講師のことを指します。
メリットは、第2言語として英語を習得しているので、
- 発音の仕方
- 文法
- 長文読解
など、しっかりと理解して教えてくれる講師が多いことです。
ネイティブの場合は、生まれた時から英語を話しているので、特に文法など細かい点で説明できないことがあります。しかし、非ネイティブ講師は自身も勉強して英語を習得しているので英語学習者がつまづきやすいポイントなども、把握し説明してくれることが多数。
発音も、舌の位置や口の形など細かいポイントまで理解していることもあります。
一方でデメリットとしてあげられるのは、日本語を話せない可能性があるので、英語初心者の場合は上手にコミュニケーションが取れないことも多いです。
また、 発音に癖があることもあります。 たとえば、私たちが英語を話すと「ジャパニーズイングリッシュ」や「サムライイングリッシュ」と言われますよね。
同じように、インド訛りやフィリピン訛りの英語も存在します。アメリカアクセントやイギリスアクセントを覚えたい人には、非ネイティブ講師は向いていません。
<日本人講師>
次に、日本人講師の場合です。
メリットは文法を母国語で説明してもらえるため理解しやすいことです。
まれに「文法なんかめちゃくちゃだけど、通じるから必要ない」と考えている人がいます。確かに、文法がめちゃくちゃでも簡単な日常会話はできるかもしれません。 しかし、もっと深いコミュニケーションを取りたいと思ったら、文法学習は必須です。
しかし、ネイティブ講師から文法を説明してもらっても、知らない英単語が多い上、全て英語なので全然分からないということも。理解が正しいかどうかも、判断しにくいですよね。
そのため、特に難しい文法は日本人講師から習うのがおすすめ。
日本人講師に学ぶデメリットは、分からないときに日本語を頼りがちになってしまうことです。強制的に英語を話さなければいけない環境ではないので、分からないとき日本語を使ってしまうことが多いです。
慣れないうちは良いかもしれませんが、日本語に頼りすぎると英語力が伸びません。 ある程度の学習を終えたら、日本語教師からネイティブ講師に変えることも検討してくださいね。
全然分からないから、英会話教室に通うのが憂鬱、とならないためにも、どちらの講師が自分に合うか把握しておきましょう。
選び方④:料金形態
料金形態も、失敗しない英会話教室選びのポイントの1つです。
理由は、高すぎたら通うことができなくなるから。ただ勘違いして頂きたくないのが、安ければ良い、という考え方です。
どんなに安くても、カリキュラムが合わなかったり、講師の質が悪かったりしたら英語力を効果的に伸ばすことはできないからです。
料金の安さで選んだ結果英語力を伸ばすことができずお金を払ったのに無駄だったという思いをしたくないですよね。
また、英会話教室に、1ヶ月通っても完璧な英語を話せるようにはならないです。
継続して、長期的に学習する必要があります。
まずは1年通い続けられるか、支払い続けられるかが、1つの目安です。
レッスンの料金と質の両方で満足できる英会話教室を探してみましょう。
選び方⑤:サポート体制
スタッフのサポート体制も、「意味がない」と言われない英会話教室選びで大切です。
- 担当講師との相性
- カリキュラムの内容
- 英語学習の方法
など、英語を勉強していると悩むことがありますよね。
相談できる相手がいないと、自分で抱え込むことになり英語学習のモチベーションを下げてしまうこともあるでしょう。
特に、担当講師との相性が悪いと本人に直接伝えることはできないですよね。ただ、人間同士なので相性が合わない講師もいるのは、事実です。
相性が合わないと感じた時に、すぐに相談できるか確認しておきましょう。 まだ通い始めてもいないのに、講師を変えられるか聞くのを躊躇する人もいるかと思います。
しかし、万が一担当講師を変えたくなったときに、相談する相手が分からないと変更できません。
事前にスタッフのサポート体制を確認して、何か問題が起こっても安心して相談できる環境のなかで英語を勉強できるようにしておきましょう。
また、サポート体制の中には
- 自習室の利用可能時間や質問の受付
- 英作文の添削をしてもらえるか
- レッスン以外でイベントなどの機会があるか
- オンライン環境が充実しているか
など、レッスンには関係ないこともあります。何度も繰り返しになりますが、週1回1時間のレッスンでは学習時間が圧倒的に足りません。
語学学習はレッスンの時間のみで大きく成長することはないので、レッスン外の時間を使っていかに効率的に学習できるかが大事になってきます。
そのため、レッスン以外の学習を捗らせるためにスクールのサポート体制は忘れずに確認しておきましょう。
選び方⑥:予約の取りやすさ
予約の取りやすさも、意味のある英会話教室を選ぶポイントの1つです。
せっかくやる気があっても、予約が取れなかったら授業を受けることができないからです。
他の時間はいつも予約が取れるのに、あなたが通いたい授業時間だけ予約が取れないこともあります。人気の講師だったり、仕事後に通いやすい時間だったりすると、特に取りにくくなります。
入会する前に、予約の取りやすさを確認しましょう。それに併せて、あなたが通いやすい時間に授業を行っているかもチェックしてみてくださいね。
グループの英会話教室は、毎週同じ時間で授業を受けることが多いです。
1回1回予約形式なのか、タームごとなのかも確認してくださいね。
予約制の場合はストレスにならないように、いつでも予約がとれる英会話教室を選びましょう。
選び方⑦:アクセスのしやすさ
最後の英会話教室選びのポイントは、アクセスのしやすさです。
通いにくいと、モチベーションが下がったときに辞めてしまう可能性があるからです。
家から遠すぎたり、駅から遠すぎたりすると通うのが面倒くさいですよね。
たとえば、スポーツジムなど最初はやる気満々だったのに、徐々にモチベーションが下がり通わなくなったという経験がある人もいるのではないでしょうか。
特に、雨など天気が悪い日は、アクセスが悪いと行きたくなくなってしまいますよね。
そうならないためにも、スクールまでのアクセスは事前に確認してください。
少しモチベーションが下がっても通える範囲内か、とういう視点で考えると失敗しにくくなるでしょう。
マンツーマンの英会話スクールならネス外国語会話
マンツーマンレッスンなら、 弊社ネス外国語会話 も検討してみてください。
理由は、安いだけでなく、講師の質が高いからです。
ネス外国語会話の採用率は、たったの2.94%です。また、採用後に独自の育成制度があります。
レッスン内容も幅広く、
- 話す
- 聞く
- 読む
- 書く
全てにおいてビギナーから上級者までに対応可能です。
ニーズに合わせたレッスンを受講することができます。
さらに、生徒1人1人にカルテを用意しており、
- レッスンの進行状況
- レベルチェック
- 弱い箇所
などを常に管理しています。
そのため、しっかりとしたフォローを受けることができます。
また1ヶ月受講後にレッスンに満足できなければ、全額返金制度を用意しています。
私たちは、受講生を第一に考えています。
さらに授業中は、録音自由です。授業中は理解していたはずなのに、家に帰って復習をしたら分からなくなっていたなんてこともありますよね。
録音をしていれば、そのときの流れを思い出しやすいので、復習に最適です。
また、新しく覚えた単語や表現を、講師がメモにして渡してくれます。
勉強の仕方がわからない、という人にも安心です。
まずは、無料体験レッスンを受けてみてくださいね。
英会話教室を「意味がない」と言わせないための準備
英会話教室を「意味がない」と言わせないために、事前に準備することを5つ紹介します。
- 英語学習の目標を設定する
- 自分の英会話のレベルを把握する
- スクールに通う時間と自主学習の時間を確保できるかシミュレーションする
- 中学・高校までの英文法を復習する
- ボキャブラリーを増やす
順番に、説明します。
準備①:英語学習の目標を設定する
英語を学習する目的を明確にし、目標を立てることが、英会話教室に通って効果を最大限に得るためには重要です。
目的がないと、達成したい目標が見えないのでなかなか英語力が伸びません。
目標がないまま、ただ通うだけになってしまうと、成長を感じるのも難しいです。
まず、目的は
- 道案内ができるようになりたい
- 簡単なコミュニケーションを取れるようにしたい
- 英語圏の友達を作りたい
- 就活のためにTOEICの点数をあげたい
など、小さなことでも良いです。もちろん、立派な目的を作る必要はありません。
そして大事なのは、目的を明確化し、その達成のために目標を立てることです。
たとえば、
- 来月までに単語を500個覚える
- 道案内に必要なフレーズを覚えて、英会話のレッスン中に使う
- MeetUpに参加して、友達を作る
など、すぐに達成できる目標を段階別に作っていきましょう。忘れないためにも、しっかりとメモしておきましょう。
英会話教室にいっても授業に集中できないと感じることがあれば、ぜひメモを再確認してください。 定期的に見返すことでモチベーション維持にも繋がります。
せっかくお金を払って勉強しているのだから、効率よく英語を学びたいですよね。
準備②:自分の英会話のレベルを把握する
英会話教室に入る前に、ぜひ自身の英会話レベルをチェックしてみてください。
最も客観的にわかるのはTOEICを受け、点数を把握すること です。
TOEICの点数でレベル分けをすると以下の通りになります。
TOEICの点数 | レベル |
400点以下 | 初心者 |
400点〜600点 | 初級 |
600点〜800点 | 中級 |
800点以上 | 上級 |
まずは、実際に受けてみて現状のレベルを確認しましょう。そして、将来的にどこまで点数を上げたいのか目標を立てるのも、1つの学習目安になるのでおすすめです。
TOEICは受講人数も多く、レベルを把握するのにわかりやすいと言えますが、勉強していないところからいきなり受けても点数が低くなってしまいます。
また、現在(2021年4月)TOEICを受験するには抽選になっており、受験するハードルも高くなっています。
すぐにでも、現状のレベルを知りたい人は書籍やWEB上にある英会話のレベルチェックテストを使うのも一つの方法です。
その他、自分が中学英語を理解しているのか、高校英語を理解しているのかどうか確かめることも、自分の英会話のレベルを把握する一つの方法です。
英会話教室に通う前に自分がどのレベルまで理解できているかを知っておくことで、より効率的に英会話の習得ができるようになります。
準備③:スクールに通う時間と自主学習の時間を確保できるかシミュレーションする
英会話教室に通う時間と自主学習の時間を確保できるかも事前に確認しておきましょう。
やる気があっても、通う時間がなかったり、自主学習の時間がなかったりしたら効率的に英語力をあげることはできないからです。
特に、社会人の場合は時間を作るのがなかなか大変です。
残業が多かったり、休日が不定期だったりすると、同じ曜日・時間に通うのは厳しいですよね。
通える日時が不定期な人は、オンラインレッスンもおすすめ。
- 英会話教室じゃないとモチベーションが上がらない
- 勉強の仕方が分からない
- ライティングなど本当に合ってるか自分では判断できない
などと、心配される人もいるかもしれませんが、英語を学ぶ方法はたくさんあります。
あなたのライフスタイルにあった英語学習の方法を取り入れられると、継続もしやすくなるので、さまざまな方法を検討してみてください。
また、自主学習の時間は平日は最低でも単語帳を使って学習するなど、必ずやることを決めておきましょう。
英語学習において、重要なのは継続すること。無理なく続けられる環境を作りましょう。
そのためにも、英会話教室に通う時間があるか、自主学習に充てるる時間があるかを、事前に確認してください。
準備④:中学・高校までの英文法を復習する
中学・高校までの英文法の基礎を身につけておくのも、効率的に英会話を勉強するためにはおすすめです。
理由は、英文法が分かっていないと文章の構造が理解できないからです。
また、受け答えで間違ってしまうことも。
たとえば、She doesn’t like sushi, does she?(彼女は寿司が嫌いですよね?)の問いに、「はい、嫌いです」とどう答えたら良いかわかりますか。
正解は、No, she doesn’t.(はい、嫌いです。)です。日本人だと、思わず「YES」と答えたくなりますよね。
文法を知らないと、このようなミスをしがちに。
中学生レベルの文法を身につければ、日常会話では困らないので、ぜひ事前に勉強しておきましょう。
準備⑤:ボキャブラリーを増やす
英会話教室に通う前に、ボキャブラリーを増やしましょう。
英会話に必要なことと聞かれると、最初に思い浮かぶのは「 語彙力 」ではないでしょうか。
ボキャブラリーが少ないと、どんなに英文法が完璧でも会話に詰まってしまいます。
たとえば、海外旅行にいったとします。文法はめちゃくちゃだけど、単語を組み合わせれば言いたいことは伝わったという経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
多くの単語を知っていれば、あなたの言いたいことが相手にも伝わります。
もちろんしっかりと会話をするためには、文法も大事です。
ただし、ボキャブラリーがないと会話することができないので、まずはボキャブラリーを増やすことが最優先です。
単語学習に特化した書籍を一冊購入して、何回も何回も読んで声に出し、覚えましょう。
単語だけで覚えようとせず、例文と一緒に覚えることで使い方も一緒に理解できます。
英会話教室に入会する前に、ボキャブラリーを増やして英会話を楽しめるようにしましょう。
まとめ:英会話教室は意味が無いと言われないためにはあなた自身の取り組み方次第
この記事では、英会話教室に通っても意味がないと言われないためにどうするべきかを紹介しました。
まとめると、
- 英会話教室を意味があるものにできるのは、あなただけ
- 週1回の英会話教室のみだと、英語力は伸びない
- 目的と目標を明確化する
- 自分の英会話レベルを把握しておく
繰り返しになりますが、英会話教室に通っているだけでは意味がありません。
意味のある英会話教室にするためにも、英語を勉強する目的を明確化しましょう。
そして、達成するために英会話教室でどのようにレッスンを受ければ良いのか、レッスン以外で学習時間を確保できるかなど把握しておくのがおすすめです。
英会話教室に通う前から、やることがたくさんあって面倒と思うかもしれません。
しかし、事前に準備を行うことで英語力をアップさせることができ、英会話教室に通ってよかったと思えるようになります。